多言語による災害時マニュアル
茨城県に住む外国人の方のための「災害時マニュアル」が発行されています。
たくさんの尊い生命と財産を一瞬にして奪った2011年3月11日の東日本大震災を大きな教訓として、日本に住む外国人の皆さんが、いつ、どんな災害が起きても、被害をできるだけ小さくおさえられるよう、心の準備や身の回りの準備をしておきましょう。
災害のときの日本語
- 震源(shingen) 地震が起きたところ
- 余震(yoshin) 大きな地震のあとに起こる地震
- 暴風雨(bōfūu) とても強い雨と風
- がけくずれ(gakekuzure) 山で土や石が落ちます。
- 警報(keihō) 雨、風、津波が「とても危ない」というお知らせ(大雨警報、〇〇警報)
- 注意報(chūihō) 雨、風、津波が「危ない」というお知らせ(大雨注意報、○○注意報)
- 洪水(kōzui) 雨がたくさん降り、川があふれること
- 浸水(shinsui) 家の中に水が入ります。
- 断水(dansui) 水道を使うことができません。
- 給水(kyūsui) 水をもらうことができます。
- 安否確認 (anpi kakunin) その人が大丈夫かどうか調べます。
- ライフライン(life line) 水道、電気、ガス、電話のネットワーク・システム
- 非常食(hijōshoku) 災害のときのために準備しておく食べ物
- 炊き出し(takidashi) ご飯をもらうことができます。
- 被災者(hisaisha) 災害を受けた人
- り災証明(risai shōmei) 災害にあったことを証明するもの
- 仮設住宅(kasetsu jūtaku) 災害で家がなくなったとき、一時的に住むことができます。
地震が起こったら
家の中にいるとき
- 自分の体を守ってください すぐに丈夫な机やテーブルの下に入ってください。落ちてくるもの、倒れてくるものに気をつけてください。
- 出口を作ってください 建物が壊れると、ドアやまどが開かなくなります。外へ逃げるために、ドアやまどを開けてください。
- すぐに外に出ないでください 地震のとき外に出ると、まどガラスや看板が上から落ちてきます。地震が終わるまで、まわりをよく確かめてください。落ち着いて行動してください。地震は1回だけではありません。大きい地震のあと、また地震が来るかもしれません。気をつけてください。
- 火を消してください 使っている火を消してください。ストーブ、ガス、台所の火を全部消してください。大きく揺れて危ないときは、揺れるのが止まってから消します。燃えているものがあったら、消火器で消します。自分で火を消せないときは、すぐに 119 番に電話します。
外にいるとき
- 道を歩いていたら カバンや本で頭を守ってください。上からものが落ちてきます。ガラスが割れます。せまい道は危ないです。公園や広いところに逃げてください。
- 車を運転していたら ゆっくり道の左に車を止めてください。エンジンを止めてください。車のかぎを車に置いて、歩いて逃げてください。
- 電車、バスに乗っていたら 電車、バスが急に止まります。つりかわから手をはなさないでください。
- 海や川の近くにいたら すぐに高いところへ逃げてください。津波(早くて高い波)は川からも来ます。
- 山にいたら がけ(山の急なところ)から、はなれてください。
- エレベーターの中にいたら すぐにエレベーターから降りてください。全部の階のボタンを押すと、近くの階で止まります。
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