ほっかいどうの防災教育
北海道総務部危機対策局危機対策課では、防災教育の普及啓発を目的として、テキストを作成しており、テキストは「知識編」と「実践編」から構成されています。「知識編」では、個人の学習から様々な防災教育の場面まで幅広い活用が想定されています。「実践編」では、市町村職員や消防職員などの防災関係者、学校や地域の防災リーダーなど防災教育を企画し実践する方々への幅広い活用を想定しています。
避難所運営ゲーム北海道版(愛称:Doはぐ)
Doはぐは、真冬に直下型地震が発生し電気等が使えないという想定に沿って、250枚のカードで示されたさまざまな条件を、グループで話し合って解決していく「防災教育カードゲーム」です。
Doはぐは、静岡県が開発した避難所運営ゲーム(HUG)に、北海道の積雪寒冷の厳しい気候面や東日本大震災の経験などの観点を加えることにより、道民の方々に避難所生活や避難所運営を自分事としてとらえ、地域の防災対策の課題をみつけやすくすることを目的に、静岡県の使用許諾を得て道が作成したものです。
愛称は、北海道の「Do」と、やってみよう!の「Do」をかけた「Do(どぅ)はぐ」です。
ゲームの進め方
Doはぐセットは、ライトグリーンの手提げケースに、250枚の「カードが6組」、ゲームの進め方等が掲載された「取扱説明書」、講師説明用のパワーポイントデータなどが入った「CD」、さらにDoはぐの活用方法や主なカードの考え方、避難所や避難行動などの説明が記載された「解説書」、段ボールベッドを使用した「避難所のゾーニング等の資料」が収納されています。1セットで40名程度の実施が可能です。Doはぐの貸出は、お近くの振興局・総合振興局の地域政策課又は道庁危機対策課までお申し込み下さい。
各災害への備え(啓発マンガリーフレット)
北海道では、平成28年8月から9月にかけて、台風や低気圧、前線の影響により、各地で繰り返し大雨に見舞われました。特に、8月30日~31日には台風10号の影響で、上川・十勝地方を中心に記録的な大雨となり、河川の氾濫や土砂災害により道路の崩落、橋梁の落下など、甚大な被害を受けました。
「まさかあの川が氾濫するとは」
「まさか避難することになるとは」
被災地域で多く聞かれた「まさか」という言葉。近年の気候変動により、北海道でも局地的に激しい雨の降る頻度が増えてきており、大雨による災害は決して人ごとではありません。
災害はいつやってくるか分かりません。しっかり備えることで、気持ちに余裕が生まれ、自らが助かり、大切な人を助けることにもつながります。いざというときに「まさか」と思うことがないよう、できることから取り組んでいきましょう。
災害時にとるべき行動について、ポイントを分かりやすくまとめた啓発マンガリーフレットを作成。
地震・津波が起きたときには
地震・津波が起きたときに、自らや周りの人々の命を守るためにはどうすればいいのか、まとめました。津波の危険がある場所にいるときは、揺れがおさまったら、津波警報・注意報を待たずに速やかに安全な場所に避難を始めましょう。
冬の「まさか」 暴風雪への備え
冬期間は、暴風雪による事故や遭難、除雪中のケガなどが多く発生しています。気象情報に注意して、暴風雪が予想されるときは、家の中で過ごすなど外出を避けましょう。
台風がやってくる!
近年、全国各地に甚大な被害をもたらしている台風等の大雨災害が発生した場合に、取るべき行動を掲載しました。「自分は大丈夫」という思い込みを捨てて、早めの避難をすることが重要です。
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