名古屋市の災害ボランティアセンター
名古屋市では、災害ボランティアセンターは、行政が設置し、社会福祉協議会やボランティア、NPO等が運営を行う「公設民営」型のセンターです。平常時に常設せず、災害発生後に、被災の規模を鑑み、市内の被災地近辺に設置されます。
名古屋市においては、平成12年の東海豪雨ではじめて災害ボランティアセンターが設置され、その後、平成20年8月末豪雨や平成23年の台風15号の際などは、災害ボランティアセンターを設置する規模ではなかった状況下でも、臨機応変に対応して、復旧支援や生活支援の一端を担いました。災害ボランティアは、今や被災地において欠かせない存在になっています。
名古屋市社会福祉協議会 ボランティアセンター
名古屋市社会福祉協議会では、名古屋市内の災害ボランティア・NPOや関係機関等による連絡組織「なごや災害ボランティア連絡会」に参画し、平時からの連携強化に努めています。また、大規模災害時には名古屋市との協定に基づいて、名古屋市が設置する「災害ボランティアセンター」の運営に協力します。
また、名古屋市各区の社会福祉協議会は、名古屋市との協定により、防災グループ(災害ボランティアネットワーク)などとともに「災害ボランティアセンター」を運営し、被災者の支援などあたります。また、平常時は学校やイベント等へ出向き防災研修やゲームなどを通しての防災、減災啓発活動を行っています。
名古屋市社会福祉協議会 ボランティアセンター(名古屋市北区清水四丁目17番1号 名古屋市総合社会福祉会館5階)
千種区社会福祉協議会(名古屋市千種区西崎町2丁目4-1)
東区社会福祉協議会(名古屋市東区泉2丁⽬28-5)
北区社会福祉協議会(北区清水四丁目17番1号)
北区災害ボランティアセンター設置予定場所1:北区在宅サービスセンター
北区災害ボランティアセンター設置予定場所2:北保健所楠分室
西区社会福祉協議会(名古屋市西区花の木2-18-1)
中村区社会福祉協議会(名古屋市中村区名楽町4丁目7番地の18)
中区社会福祉協議会(名古屋市中区上前津二丁目12-23)
中区災害ボランティアセンター設置予定場所:真宗大谷派名古屋別院東別院会館1階の施設及び境内
昭和区社会福祉協議会(名古屋市昭和区御器所三丁目18番1号)
昭和区災害ボランティアセンター設置予定場所:名古屋工業大学
瑞穂区社会福祉協議会(名古屋市瑞穂区佐渡町3丁目18番地)
熱田区社会福祉協議会(名古屋市熱田区神宮3丁目1-15)
中川区社会福祉協議会(名古屋市中川区小城町1-1-20)
中川区災害ボランティアセンター設置予定場所1:中川区役所講堂
中川区災害ボランティアセンター設置予定場所2:中川区富田支所倉庫
港区社会福祉協議会(名古屋市港区港楽二丁目6番32号)
南区社会福祉協議会(名古屋市南区前浜通3丁目10番地)
守山区社会福祉協議会(名古屋市守山区小幡南一丁目24番10号)
緑区社会福祉協議会(名古屋市緑区鳴子町1丁目7番地1)
名東区社会福祉協議会(名古屋市名東区上社一丁目802番地)
天白区社会福祉協議会(名古屋市天白区原一丁目301番地)
天白区災害ボランティアセンター設置予定場所:名城大学天白キャンパス11号館
災害ボランティア活動の振興
名古屋市内の災害ボランティア・NPOや関係機関等による連絡組織「なごや災害ボランティア連絡会」に参画し、平時からの連携強化に努めています。また、大規模災害時には市との協定に基づいて、市が設置する「災害ボランティアセンター」の運営に協力します。
市域のネットワーク支援
ボランティア団体の市域のネットワーク組織の事務局として、下記の5団体の活動を支援しています。
・名古屋市おもちゃ図書館連絡会
・名古屋点訳ネットワーク
・ガイドネットワークなごや
・名古屋市ボランティア連絡協議会
・名古屋市傾聴ボランティアの会
愛知県社会福祉協議会 ボランティア活動保険
ボランティア活動保険とは、ボランティア活動中(宿泊を伴う活動を含みます)の偶然な事故により活動の対象者などの他人の身体を死傷させ、または財物を損壊したことにより、法律上の損害賠償責任を負った場合の賠償責任補償、及びボランティア自身が急激かつ偶然な外来の事故によってその身体に傷害を被った場合の傷害補償を対象とする保険です。
<基本プラン>1名につき、Aプラン 250円・Bプラン 300円・Cプラン 500円
<基本+天災プラン>1名につき、Aプラン 400円・Bプラン 500円・Cプラン 800円
災害ボランティア活動をする場合は、地震・噴火・津波によるけがも補償する「天災プラン」も選択できます。
窓口は、お近くの各市区町社会福祉協議会ボランティアセンターです。
- ボランティアセンター窓口に来所の上、加入申込票を入手する。
- 申込票に必要事項を記載し、窓口へ持参。(活動の前日までに受付を完了する必要があります)
- ボランティア活動内容の確認がなされ、保険の説明を受ける。保険料を現金で支払う。
- 申込票の控えを受領し、保管する。
取扱代理店 株式会社ニュータス(愛知県社会福祉協議会 指定代理店)
引受保険会社 三井住友海上火災保険株式会社 愛知支店 愛知第一支社
保険の適応について
災害救助法が適応される災害の場合は、保険加入手続きが完了した時点で適応されますが、通常は加入手続きをした翌日から保険は適応となります。
ただし、ボランティア活動中であっても地震もしくは噴火、津波に伴う事故については、基本プランで補償されませんので、災害の種類によっては天災プランの加入もご検討ください。